イベント>ワークショップスケジュール

<< 戻る

米国食品安全強化法(FSMA)に基づくPCQI養成コース
第1回 HARPC(Hazard Analysis and Risk-Based Preventive Control )ワークショップ

全4章41条から成るFSMA(米国食品安全強化法)のうち、「人の食品と動物の食品(ペットフード/餌)に対する予防的コントロール(Preventive Control for human food/animal food)」(103条)が2015年8月31日に最終規則が提出され、9月17日に官報に掲載されました。「外国サプライヤー検証プログラム(Foreign Supplier Verification Program:FSVP)(301条)と「第三者認定と認証(3rd Party Accreditation and Certification:3PAC)」(307条)についても2015年11月2日最終規則が提出され、「意図的粗悪化(Intentional Adulteration of Foods)」(106条)は2016年5月31日までに最終規則が提出される予定となっています。

その中で103条や301条などで重要な要素となるのが、"Hazard Analysis and Risk-Based Preventive Control"(HARPC、ハープシーと発音)です。HARPCは、FSMAの要(かなめ)ともいえるもので、HARPC(危害要因分析とリスク・ベースの予防的コントロール)を確実に実施し記録をレビューするためには、「予防的コントロールの資格のある個人(有資格者)」(Preventive Controls Qualified Individual:PCQI)と呼ばれる適格者の存在が必須です。

この研修会では、FDA(米国食品医薬品局)のPCQIカリキュラムを使い、Train-the-Trainer/HACCP Courseの講師としてもお馴染みの米国食品製造業者協会(GMA)の専任講師により、FSMAに基づく管理者者(PCQI)のための講義、演習を行います。研修会を修了された方には修了証が授与されます。

FSMAにおいては「食品安全計画」(Food Safety Plan)の文書化が求められており、「危害要因(ハザード)分析」「予防的コントロール」「モニタリング」「バリデーション(妥当性確認)を含む「ベリフィケーション(検証)」「是正措置」「記録保持」――が主な要素です。そして、予防的コントロールにおいては、危害要因を、顕著に最少化あるいは予防される(significantly minimized or prevented:SMOP-ed)ことを保証するコントロールを特定し実施することが求められ、以下のコントロールが必要です。

  • 工程のコントロール
  • 食品のアレルゲン・コントロール
  • サニテ―ション・コントロール
  • サプライチェーン・コントロール
  • リコール計画
  • その他のコントロール

先述の通り、予防的コントロールは、重大な危害要因を顕著に最少化あるいは予防する(SMOP-ed)ために実施するものですが、規制では、「予防的コントロールは、必須管理点(CCPs)以外のコントロールを含む」「パラメーター(最大/最小値)は、プロセス・コントロールにのみ必要とされる」ことが明確に提示されています。

前提条件プログラムと呼ばれているものの多くが予防的コントロールの対象となるようでもありますが、予防的コントロールのマネジメント要素としては下記を有しなければならないことになっています。

  • モニタリング
  • 検証(記録のレビュー)
  • 予防的コントロールの資格のある個人(PCQI)による記録のレビュー
  • 是正措置
  • トレーニング

さらにFDAは、サプライヤー、受入施設(製造業者、加工業者)、中間業者、顧客など、サプライチェーン全体で予防的コントロールをはじめとするリスク・ベースの「サプライチェーン・プログラム」(SCP)の確立が必要です。 日本など外国のサプライヤーにおいては、「外国サプライヤー検証プログラム」(Foreign Supplier Verification Program:FSVP)においても、輸入業者が予防的コントロール規則のもと、SCPの設定、実施が要求され、輸入業者の顧客に対して輸入業者は要求事項に従っているという文書化された保証を年に一度入手することになります。FSVPにおいても、「PCQI」による決定や記録のレビュー、再評価などが必須です。

食品の対米輸出を行う事業者はその遵守が求められることはもちろん、世界的にも食品の安全性確保に対する考え方が、ハザード・ベースからリスク・ベースへと変化しつつあります。TPP対応、輸出立国、観光立国が求められる今、HACCPの一歩先をめざしたHARPCの習得にご活用ください。

4日間の主な内容(予定)

  • コースと予防的コントロール(Preventive Control)の説明
  • 食品安全計画(Food Safety Plan)の概要
  • 現行適正製造基準(Current Good Manufacturing Practices : cGMP)とその他の前提条件プログラム(Prerequisite Program)
  • 生物的食品安全ハザード
  • 化学的、物理的そして経済的動機による食品安全ハザード
  • 食品安全計画立案の予備的ステップ
  • 食品安全計画準備のリソース(資源)
  • 危害要因分析と予防的コントロール(Hazard Analysis and Preventive Control)の決定
  • 予防的コントロールのプロセス
  • 食品アレルゲンの予防的コントロール
  • サニテ―ションの予防的コントロール
  • サプライチェーンの予防的コントロール
  • 検証(verification)と妥当性確認(validation)の手順
  • 記録保持の手順
  • リコール計画
  • 規制の概観−現行適正製造基準(cGMP)、危害要因分析とリスク・ベースの予防的コントロール(HARPC)
  • 各種演習

講師

米国食品製造業者協会(GMA)
科学政策・コンプライアンス&インスペクション シニアディレクター
   ウォーレン・ストーン
食品安全・品質保証 シニアマネージャー    クリスティン・スポッツ

開催期日

2016年2月17日(水)〜20日(土)午前9時〜午後5時30分

会場

LMJ東京研修センター 4階 大会議室
東京都文京区本郷1-11-14小倉ビル
電話03-5842-6690
http://www.lmj-japan.co.jp/kaigishitu/08-1/

アクセス

JR総武線 水道橋駅東口より徒歩6分
都営三田線 水道橋駅 A6番出口より徒歩3分
地下鉄丸の内腺・南北線 後楽園駅 3番出口より徒歩5分
地下鉄丸の内腺 本郷三丁目駅 2番出口より徒歩5分
都営地下鉄大江戸線 本郷三丁目駅 3番出口より徒歩5分

参加申込締切日

※定員に達しましたので参加お申込みを締め切らせていただきました。

定員

28名様
※社内でのFSVP対応のために、各企業でPCQIを複数名様ご参加いただくことをお勧めします。

ご参加費用

お一人様8万円
ご参加費用には、昼食代、JHTC会員登録(3年毎更新)費用(2万円)が含まれます。
JHTCではワークショップの受講終了証の発給と同時に、JHTCの会員登録をさせていただいております。
※このワークショップは国庫補助対象のワークショップとして開催させていただきます。

最低催行人数

20名様(20名様に満たない場合は中止させていただくことがございます)
キャリア形成促進助成金(大企業1/3、中小企業1/2)の対象となる場合がございます。恐れ入りますが、詳しくはウェブサイトで「キャリア形成促進助成金」とご検索、ご確認ください。

<< 戻る

▲このページのトップへ戻る

組織

組織
会員
コンサルタント登録
エリアオフィサー制度
公共事業への取り組み

活動内容

ワークショップ研修事業
HACCP関係解説
コンサルタント紹介・相談窓口
会員向けページ

イベント

日本HACCP
トレーニング・センター事務局
(株)鶏卵肉情報センター・東京支社内
〒162-0801
東京都新宿区山吹町332 オフィス87
TEL:03-3267-4595
FAX:03-3268-1106
(JHTC専用IP電話)
TEL:050-5808-9809

食×農MOOCは、ウェブを活用したオンデマンド講義配信システムです。食品安全に関する最新情報を、職場やご自宅に居ながらにして学習できます