食の安全が言われて久しく、今、食への信頼が大きく崩れ、消費者の皆さんの安心な食への関心が急速に高まっています。 米国内においては、食の危害の一つである食中毒の防御・回避方法としてHACCPシステム管理方法が、食の最前線であるレストランやスーパーマーケット等、食品営業施設に適用、全ての食品取り扱い者を対象に、食品を安全に保管、保存、調理での提供が継続して実行することを目標に「米国食品営業施設衛生管理資格者証書」制度として大きな効果を発揮しています。
本セミナーは世界食品衛生基準になったHACCPシステムを日米の環境に照らし合わせ、日本とどこが違うかを確認、すでに最高水準にある日本の衛生観念に良いものを取り入れることで、実効力のある食品衛生管理を完成させることです。 最大の目標は日本が現在弱点とされている食の国際競争にも十分通用させることにあります。
この証書取得セミナーの特典は、現在米国で正式に通用する公認のFood Safety Certificate(米国食品営業施設衛生管理資格者証書)が日本にいながらにして取得できる絶好のチャンスのセミナーです。
米国小売店食品管理資格は、調理して提供販売をする全ての営業施設に安全な食品の取り扱い(HACCP基準)の講義と試験を受けた食品衛生管理資格証書取得者が各営業所に必ず一人常駐することを義務付けられた法律です。試験に合格した証書取得者は、店の中で他の従業員を指導、訓練する立場にもあります。
資格者に必要な知識としては「食中毒の危険性が高い食材の安全な保管、保存温度、加熱温度と時間の知識」「料理、食品の最大の敵のバクテリアが繁殖しやすい一定の危険な温度帯の知識」「食品が原因で媒介する食中毒とその症状」「肉類、卵、魚介類を安全に調理する許容温度の知識」「食中毒の感染原因及び個人衛生の知識」「怪我や病気で食物感染防御の知識」「食品、食材の流れの中で危険防止、軽減の知識」「HACCプランを理解、HACCPプランが日常の作業が実行されているかを確認する知識」などがあり、これらを講義において習得します。
1943年北海道生まれ。1976年に渡米、(株)米国紅花レストラン・マネージメントとして入社。1999年に米国食品営業施設衛生管理資格者証書公認講師として認定を受ける。 当時、全米で唯一、完全日本語での講義および試験を行う公認講師として活躍。以後、米国内での合格者が1000人以上の指導で現在に至る。米国北カリフォルニア日本食レストラン協会会長、サンフランシスコGolden Gate Restaurant協会教育委員などの経歴もある。
2004年には日本国内初の米国食品管理資格者証書取得講義および試験を、千葉県すし商業組合主催にて実施。また、日米で「HACCPで安全な食品衛生管理」を刊行(2006年、光琳)。 2006年には(株)フーズデザイン社主催「食品施設の監視システム構築セミナー」にて講演、2007年にはサンフランシスコ日本国総領事館の「食の安全・安心セミナー」にて講演するなど、精力的に活動を展開している。
日程:10月26日(金)13時〜18時30分(5時間30分)
会場:中野サンプラザ 8階研修室 東京都中野区中野4-1-1
受講費用:7万円(税込) 資料代を含みます
10月19日(金)
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