|
日本HACCPトレーニング・センターでは、「正しいHACCPの普及」のために教育・研究事業を中心に下記のような様々な活動を行っています。
○教育事業
1.各種ワークショップの開催
コーデックス委員会およびNACMCFのガイドラインに沿ったワークショップによるトレーニングを行っています。一方的に講師の話を聞くセミナー形式ではなくグループディスカッションを通したワークショップ形式を採用した実践的なトレーニングです。このワークショップは、国際HACCP同盟:IHA (The International HACCP Alliance)に加盟している全米食品製造者協会:GMA (Grocery Manufacturers Association)、カナダのグエルフ・フード・テクノロジー・センター:GFTC (Guelph Food Technology Centre)など、国際的に認められるプログラム。我が国の法令や食品現場の情報を組み込み、実践的な内容でリード・インストラクターやコーディネーターを養成しています。
2.各種セミナーの開催
日々進化する国際的なHACCPを学ぶために、各種ワークショップを受講したリード・インストラクター会員やコーディネーター会員らに対して、定期的に参加費無料のフォローアップセミナーを開催したり、さらなるブラッシュアップを目指した特別セミナーを実施しています。
○研究事業
フードチェーン全体に広くHACCPシステムの導入・定着化のために、業種や個別のテーマ別に研究部会を設置しています。農場段階や厨房現場でもHACCPベースのシステムは実行可能であり、世界各国で実践されています。またHACCPだけではカバーされない食品安全確保の技術。さらには、マネジメント側面にも研究範囲を広げ、企業活動のツールとしてのHACCPシステムの最適化について、またその延長上にあるビジネスモデルを模索する研究部会も設置されています。
(現在取り組んでいる、もしくは、取組みを予定している研究部会の例)
- ワークショップ研究部会
- フードディフェンス研究部会
- フードサービス研究部会
- 畜産農場研究部会
- 食品産業ビジネスモデル研究部会
- 一次加工品/チルド非加熱商品 研究部会 など
○コンサルティングファーム運営委員会の設置
1.コンサルティングファームによる現場に定着するHACCPの指導・教育
当センターでは、良質のコンサルタントの紹介及び育成業務を進めるべく、組織内に 「コンサルティングファーム」を設置しました。この制度は、JHTCに所属している会員の中から基準を満たした優秀なコンサルタントを認定登録して、食品企業の皆様に広く紹介していく活動を行っております。この活動によりJHTC発信の「正しいHACCP」が現場に導入できることを目的としています。
2.エグゼクティブワークショップの開催
コンサルティングファーム運営委員会では、HACCPシステム導入に不可欠な「経営者のコミットメント」について、「インテグリティ」「アカウンタビリティ」「トランスペアレンシー」と言う3つの視点で、「経営者は企業の継続的発展のために、何をコミットすれば良いか」を考えるエグゼクティブワークショップを開催しています。
HACCP導入前に、「なぜHACCPが必要なのか」「HACCPをどう使うか」への気づきを得ていただく目的に開催する講習会です。
○その他の事業
我が国における正しいHACCPの普及活動のために、平成20年度より、農林水産省補助事業である「食品産業HACCP等普及促進事業」の実施団体となりました。その活動の中で、食品企業の付加価値経営についてのセミナー活動や具体的なHACCP導入モデルの事例作成などを実施しております。
(平成20年度 食品産業HACCP等普及促進事業 事業委託項目より)
1.HACCP導入の誘因・実施
(1) HACCP導入への誘因 (経営トップをその気にさせる)
(2) 食品安全国際シンポジウムの開催
(3) HACCP導入モデル企業の抽出及び支援
2.HACCP責任者・指導者養成研修等の実施
(1) コンサルティングファーム認定登録制度の構築及び運営
(2) 段階別ワークショップ・講習会の開催
(3) その他教育・訓練ツールの開発
|