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リード・インストラクター養成コース

HACCPの指導者として必要な資質を習得する“指導者養成コース”
HACCPインストラクター養成コース
『Train-the-Trainer/HACCP Course』

1999〜2007年にかけて過去8回、米国・ワシントンD.C.のGMA (Grocery Manufactures Association )、 旧NFPA (全米食品加工協会)において、The International HACCP Alliance (IHA 、国際HACCP 同盟) のインストラクター養成のためのワークショップ“Train‐ the‐ Trainer/HACCP Course ”を開催し、さらに2008年、2009年、2010年、2011年に引き続き第13回を迎える今回も国内開催が実現しました。

ISO審査登録機関による認証、地方自治体による認証事業などにより、着実にHACCPは食品業界に広がり、さらに最近では、日本コカ・コーラ(株)がすべてのサプライヤーに対し、GFSI (国際食品安全イニシアティブ)の 承認規格の一つである“FSSC22000”をはじめとするGFSIの承認規格の取得を義務付けるなどの動きがあり、国内でもHACCPを機軸とした認証規格がますます大きな注目を集めています。

FSSC22000をはじめ、GFSIの認証規格であるBRCやIFS、SQF2000などはすべてHACCPが根幹をなしており、適切なハザード分析に基づくHACCP計画と前提条件プログラム(PRP とオペレーションPRP (OPRP ))の正しい構築と適用が不可欠なのです。その意味におきましても、本コースの受講は大変有意義です。今回もIHA がTrain‐ the‐ Trainer/HACCP Course のトレーナーとして認定している米国食品製造業者協会(GMA) のウォーレン・ストーン氏らが来日、3日間のトレーニング講師を務めます。

トレーニングには、どのような点に注意し、どのような方法で教えれば受講者がHACCPを理解しやすいのか、その方法を学ぶ成人教育(Adult Education )の内容も盛り込まれ、HACCP のインストラクターとして有効な教授法をより深く修得していただけるものとなっています。

ワークショップ修了者には、国際HACCP同盟(IHA) 、GMA連名の修了証が授与されます。さらに所定の登録申請を行い、IHAの審査を受けることで「国際HACCP同盟認定リード・インストラクター」としてIHA に登録されます。登録申請書類の取りまとめ・IHA への送付と、登録完了通知はJHTC事務局を通じて一括して行わせていただきます。

さらに、JHTCでは、Train‐ the‐ Trainer/HACCP Course 修了者の過去のHACCPに関する講師経験やHACCPに関する知識・経験等を見極め、「JHTC 認定HACCP リード・インストラクター」としての登録を行っています(認定証、および携帯用認定カードを発給。有効期間は3年間)。

「JHTC 認定HACCP リード・インストラクター」は、JHTCのワークショップでのアドバイザー、さらには講師としてご活躍いただけます。

なお、このトレーニングに参加を希望されます方は、「日本HACCPトレーニングセンター」がコーディネーター養成コースと位置づけているワークショップを受講された方、あるいはそれ以外のワークショップ(トレーニング)を受講されHACCPに関する知識を十分有する方など、HACCPを熟知されている方に限らせていただきます。

<主なトレーニング内容>

■e-ラーニング基礎学習

○HACCPの概観
○前提条件プログラム
○ハザード(危害要因)
○HACCP計画の作成
※e-ラーニング基礎学習は、HACCPコーディネーター養成ワークショップで使用するものと同一です。

■集合学習1日目

○e-ラーニング基礎学習のポイント
○HACCP原則1、2:危害要因分析、必須管理点の決定
○ロールプレイング:模擬講義
○グループ演習
○グループ演習成果物の発表、討論

■集合学習2日目

○ロールプレイング:模擬講義
○HACCP原則3〜5:許容限界、モニタリング、是正措置
○ロールプレイング:模擬講義
○グループ演習
○グループ演習成果物の発表、討論
○ロールプレイング:模擬講義
○HACCP原則6〜7:検証、記録付け
○ロールプレイング:模擬講義
○グループ演習
○グループ演習成果物の発表、討論

■集合学習3日目

○ロールプレイング:模擬講義
○HACCPのメインテナンス
○ロールプレイング:模擬講義
○成人学習(効果的なHACCPの教授方法)
○米国食品安全強化(現代化)法(FSMA)について
○全体のまとめ、質疑応答

過去の開催実績

回数日程、会場
第1回1999年2月22日〜28日、NFPA講習会場(米国ワシントン)
第2回2000年1月16日〜22日、NFPA講習会場(米国ワシントン)
第3回2001年1月22日〜28日、NFPA講習会場(米国ワシントン)
第4回2002年2月4日〜10日、NFPA講習会場(米国ワシントン)
第5回2002年2月10日〜17日、NFPA講習会場(米国ワシントン)
第6回2004年2月23日〜29日、NFPA講習会場(米国ワシントン)
第7回2005年2月21日〜27日、NFPA講習会場(米国ワシントン)
第8回2007年2月19日〜25日、FPA研修会場 (米国ワシントン)
第9回2008年11月18日〜20日、サンプラザ(東京・中野)
第10回2009年10月13日〜15日、銀座ラフィナート(東京・銀座)
第11回2010年11月16日〜18日、銀座ラフィナート(東京・銀座)
第12回2011年11月9日〜11日、TKP東京駅日本橋ビジネスセンター(東京・日本橋)
第13回2012年11月6日〜8日、銀座ラフィナート(東京・銀座)
第14回2013年11月13日〜15日、ホテルゆうぽうと(東京都・西五反田)
第15回2015年2月18日〜20日、ホテルゆうぽうと(東京都・西五反田)
第16回2015年11月11日〜13日、TKP神田駅前ビジネスセンター(東京都・鍛冶町)
第17回2017年11月22日〜24日、LMJ東京研修センター(東京都・本郷)
第18回2018年8月29日〜31日、発明学会ビル(東京都・余丁町)
第19回2019年9月4日〜6日、発明学会ビル(東京都・余丁町)
第20回2020年9月16日〜18日、100%オンラインワークショップ
第21回2021年7月28日〜30日、100%オンラインワークショップ

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