対米輸出のためのFSMA（食品安全現代化法）対応は日本語トレーニングが整備されておらず、英語プログラムによる履修を余儀なくされて公式のトレーニング（FSPCAによる）を修了した日本人はいまだ少人数に限られています。特にIA規則への対応はその有資格であるFDQIになるためのトレーニングを実施できる日本人講師が非常にわずかであり、その個人の努力に頼り切っている実情があります。

今年度の対米規格対応セミナーはこの現状に解決の道筋をつなげる目的で農水省輸出・国際局により採択された「HACCP認定加速化支援事業」によるもので年度末内にお申し込み、かつお振込みいただければ半額補助を受けられるものです。

FDQIリード・インストラクターコースを受講する資格として60分40問のテストに80％以上の合格率で合格しなければならず、このテストを受けるために完全e-ラーニングの3つの有料講座と2つの無料講座が用意されています。すべて英語のプログラムなので本セミナーでは対訳解説をていねいにご提供し、また英語テストの傾向と対策まで履修いただける内容となっています。

「英語はちょっと苦手意識がある」という貴方でも合格できる手法を修了経験したJHTC講師が伝授いたします。

ちなみに、FDA登録施設で取り急ぎFDQIを配置したい事業者にとっても、このe-ラーニング受講修了書が公式トレーニングの証となりますので有用にご活用ください。

※IA；Intentional Adulteration（意図的粗悪化）
※FDQI；Food Defense Qualified Individual（食品防御有資格者）
※FSMA；Food Safety Modernization Act（食品安全現代化法、意訳として食品安全強化法）